八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っていま
す。

 2003年 1月  アイスクライミング 南沢大滝アイスクライミング講習        

  メール・お問い合わせはこちら  mikiyatsu2008@gmail.com    
トップページ
募集コース
web登山教室
山行報告
ガイドについて
ガイドの紹介
メール・問い合わせ


 1日目
 美濃戸・赤岳山荘の氷でアイゼンの使い方を中心とした基本講習を行いました。
 まず、シングルアックスで氷壁を登る。当然右手、左手両方で行います。利き腕だけでやっては意味がありません。
 この意図は、アイゼンのフロントポイントでしっかりと立ち、正確にアックスを振れるようにすること。また、アックスの位置に対し、どういった足の置き方をすればバランスが取れるかというこ
とを実際に知ってもらうためのものです。基本は打ち込んだアックスを頂点とした、二等辺三角形を作るように足を運び、立ち込みます。
<←シングルアックスでの練習> 
<←アックスなしでの練習>
 いきなりダブルアックスで登ってしまうと、今の道具ではカンタンに誰でも登れてしまいます。しかし、本当に楽しく登るために、あるいは長いルートへ行こうとするなら、さらに上手くなってリ
ードをしたりするためには以上のことが常に出来ないといけません。
 シングルアックスで何本か登ったあとは、今度はアックス無しの足だけで氷壁を登ります。
 この意図は、立ち込む方の足に、一度重心を移してから立ち込むようにするためです。足を上げても、上手く立ちこめないのは、重心移動がスムーズに行えないからです。クライミングの基
本です。
 午後からはいよいよダブルアックスでのクライミングです。
  
 アックスの振り方から始め、トラバースの練習やスクリューの回収も練習しました。

 2日目
 いよいよ南沢大滝へ向かいます。
 南沢大滝は大きさ40メートル。垂直部分10bを含む大きな滝です。下部は傾斜も緩く、アイゼンの練習をするにはもってこいですが、上部ではしっかりとアックスを振り、確実に登らない
と完登はおぼつきません。 

  
 アイスクライミングというと、どうしてもアックスの振りばかりに注意がいってしまいますが、南沢大滝クラスを登るには足さばきが重要になりま す。アイゼンでしっかりと氷をとらえ、足の力
で高度を稼ぎます。アックスは体が離れないようにするための手がかりです。

  
 アイゼンを蹴りこむときはしっかりと体を離し、足下が見えるようにして確実にけりこみます。蹴りこんで、アイゼンの爪が刺さるのではなく、ア イゼンの爪で小さなステップを作り、それに乗
るという意識を持つと上手くいきます。
 アイスクライミングは特殊なものではありません。確かにアックスを振って登るために難しく思いますが、アイゼンの練習として考えると、これほ ど効果的なものはありません。雪山では必
須の技術です。皆さんも思いきってアイスクライミングをしてみましょう。
 アイスクライミングをすれば、世界が広がります。世界の山への扉です。
 
トップへ
トップへ
戻る
戻る



山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪
山教室、クライミング教室を行っています