八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っています。国際山岳ガイド連盟・日本山岳
ガイド協会所属

 奥穂高岳南稜 バリエーションルート初級 山岳ガイド ミキヤツ登山教室   


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コース・行程
1日目:上高地集合〜岳沢小屋(日程によって岳沢小屋集合)
2日目:岳沢小屋〜奥穂南稜登攀〜南稜の頭〜奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢小屋〜上高地
 (この後、ガイドの車に同乗という事でよければ松本まで行けます)
内容 
 穂高岳のバリエーションルートといえば、前穂北尾根などの涸沢周辺が有名ですが、ここ岳沢にもいくつかのバリエーションルートがあります、その中でもお勧めなのがこの奥穂高岳南稜です。
 奥穂南稜は岳沢ヒュッテの裏手、奥穂と前穂の吊り尾根に向かって伸びる尾根です。
 このルート、ウェストンが穂高に登る際に使ったルートとして有名ですが、上高地から一番高く見える奥穂高岳にダイレクトに、つまり合理的に登れるために選んだためです。
 上高地から見えるルートで、下山後に自分の辿ったルートを確認できるのもおすすめポイントです。
 
 ルートは南稜の尾根上へ出るまでの下部、尾根上へ出てからの中間部、そして核心部を過ぎてからの上部に分かれます。
 技術的な核心部は中間部に現れるトリコニーといわれる三つの岩峰からなる岩稜帯ですが、クライミング経験者であればそれほど難しく感じることなく快適に登れるでしょう。

 しかしルート中の実際の核心となるのは、中間部の核心を超えてからの上部となるのではないでしょうか?
 バリエーションルートは一般ルートと比べて傾斜が強く、ここまで登ってくると流石に体力的にきつくなってくるはずです。
 ここで気を抜くことなく、登り切れるかどうか?がやはり核心となるでしょう。
 そのためにも南稜上に出るまでの藪漕ぎを含めた下部をいかに疲れを残さずこなすかがカギとなるかもしれません。

 下山は奥穂高岳の頂上から吊り尾根を経由して岳沢小屋へ下山します。
 このため不要な荷物を置いておけるのもこのルートのメリットだと言えるでしょう。
 これが最も安全かつ確実な下山方法となりますが、長いので気を緩めずに頑張りましょう。

 2日目は出発が朝4時と早いので、朝食を持参下さい。
 また、2日目の下山は上高地到着予定が16時となります。

 参加資格

・岩登り経験者、あるいは同程度のバリエーションルート経験者(必要であれば事前講習を行います)
・天候が悪く同ルートが登れない場合でも、他のエリアで登れる場合は代替ルートに変更して行いますが、この代替ルートにも参加していただける事
(代替ルート:三つ峠、小川山周辺のマルチピッチor岩稜ルート、八ヶ岳の小同心などバリエーションルート、クライミング講習を予定しています)
 ※地理的な理由、身体的な特別な理由がない限り、代替ルートに参加していただけない場合はキャンセル料をいただくこともある事をご了承ください。
 ※天候が悪く何処も登れない場合は中止になります。この場合にはキャセル料は不要です。
費用・集合
費用:お一人6万円+宿泊費+ガイド経費(宿泊費・交通費の頭割り分)
集合:塩尻駅10時30分 上高地13時30分 岳沢小屋16時 

装備 ○・・・必ず必要 △・・・あれば便利
○雨具上下
 ○防寒着(軽いフリースなど)1着
 △必要であれば着替えの下着やTシャツ(ただし、重くならない程度に)
 ○ヘッドランプ(手で持つものは使いにくいです)
 その他基本的な夏山装備

 ○ヘルメット <無い場合は要連絡・レンタル有り>
 ○ハーネス <無い場合は要連絡・レンタル有り>
 ○120pスリング 1本  <無い場合は要連絡>
 ○安全環付カラビナ 2個 <無い場合は要連絡>
 ○エイト環かATCなどの確保・下降器 <無い場合は要連絡>

 ○行動食(行動中にも気軽に口に運べるもの)
 ○水筒、1リットル以上は必要です。
 ○薬品類(日焼け止めなど)

 ○健康保険証のコピー




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山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪山教室、クライミング教室を行って
います