白馬岳主稜は、日本を代表する雪稜ルート。
「白馬主稜ってどこにあるの?」
白馬主稜は白馬大雪渓の北側、つまり上を向いて右側にある尾根です。
ルートは夏には藪が多すぎて登ることは困難ですが、春には雪にすっぽりと覆われて、真っ白な雪稜になります。うねうねと頂上まで続く雪稜を雪の硬い所はアイゼンを効かせ、柔らかい所はしっかりとキックステップをして登っていくと、頂上直下には最後の難関、最大60度の雪壁が待っています。ここを頂上の雪庇の小さい所を狙って登り切ると、劇的に頂上に抜け出ます。
全行程を通じてロープを結んでの登下降となります。
ルート自体の困難度はそれほどではありませんが、標高差が大きく、一日で抜ける日程を取るため、体力は結構いります。しかし、だからこそこの長いルートを登り切れば大きな満足を得られるでしょう。
1日目の宿泊は白馬周辺の民宿となります。
※天候等の都合によってはルート変更させていただくことをご了承下さい
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