八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っています。国際山岳ガイド連盟・日本山岳
ガイド協会所属

 八ヶ岳 雪山ステップアップ・阿弥陀岳北稜と赤岳西壁南峰リッジ 山岳ガイド ミキヤツ登山教室 
メール・お問い合わせはこちら  mikiyatsu2008@gmail.com
トップページ
募集コース
web登山教室
山行報告
ガイドについて
ガイドの紹介
メール・問い合わせ
コース・行程

1日目:小淵沢集合〜行者小屋〜阿弥陀岳北稜〜行者小屋
2日目:行者小屋〜赤岳南峰リッジ〜赤岳〜地蔵尾根〜行者小屋〜美濃戸〜小淵沢
 コンディション次第で日程は入れ替わることがあります。
 また、それに従い宿泊も赤岳鉱泉宿泊になる可能性があります。
内容 

 赤岳を経験した方には、雪山の経験をたくさん積んでレベルアップをしていただきたいと思い、設定したコースです。
 ご自身で雪山へ行くなら、天狗岳や横岳縦走などがおススメですが、僕らと行くときにはもうワンランク上のコースで経験を積むことをお勧めします。


 コースは阿弥陀岳北稜と赤岳西壁南峰リッジ。
 どちらも一般ルートではなくバリエーションルートになりますが、雪山の技術を身に付けるためには、これぐらいの傾斜がある方がアイゼンワークだけでなく、アックス(ピッケル)も積極的に使わないといけないため、より効果的だと考えます。


 一日目から阿弥陀岳北稜へ登りますが、登りながらアイゼン、アックスの使い方を練習します。
 二日目の南峰リッジは、赤岳文三郎道の途中から赤岳西壁に分かれてダイレクトに頂上を目指します。
 一般道とは違い、傾斜も強く、トレースも無いことがあるのでアイゼンワークの良い練習になるでしょう。

 
 阿弥陀岳北稜は下部は傾斜も緩く、トレースがある場合はとても歩きやすいのですが、雪が多くトレースが隠れているときにはラッセルの良い練習になります。 
 丈夫では岩場が出てきて、3ピッチのクライミングになりますが、それほど難しいわけではないので、アイゼンを使って傾斜の強い斜面を登る良い練習になるでしょう。
 下降はノーマルルートになりますが、傾斜が強いためフロントポインティングでの下降を多用します。
 下降ルートの中岳沢は、雪質が悪く、雪崩れる場合には大規模になるため、そういった場合は阿弥陀岳北稜を下降します。
 いずれに場合であっても、登りよりも下降の方が今後、雪山を続けるにあたって良い経験になるでしょう。


 赤岳南峰リッジは、赤岳文三郎道の途中から赤岳西壁に分かれてダイレクトに頂上を目指す雪山バリエーションルートです。
 このため一般ルートとは違い、傾斜も強く、トレースも無いことがあるのでアイゼンワークの良い練習になるでしょう。
 上部では岩と雪のミックスした状態も現れて、フロントポインティングやフラットフッティングにより、岩の上にアイゼンを安定させながら行動することが要求されます。
 

 参加条件 
・雪山をこれから続けていく意思のある方(阿弥陀岳北稜へ行ってみたいだけの方はご遠慮ください)
・私たちの赤岳コースに参加したことがあり、体力的に余裕のあった方
・他のガイド、あるいは仲間同士でバリエーションルートを経験している方
 以上、いずれかの条件を満たしている方

 参加される方へのお願いと注意事項
 このコースは1日目、2日目共にしっかりと登山をするコースで、どちらのルートも雪山バリエーションルートとなります。このため、参加される方は事前の体力トレーニングをしっかりと行ってください。トレーニング不足の方は1日目の登山を辞退していただくこともあることをご了承ください。
 過去、参加者の多くの方は問題なく登っていますが、やはり1日目の登山は大変な様です。

費用・集合
費用:お一人6万円  +宿泊費+ガイド経費(宿泊費・交通費の頭割り分)
集合・時間 小淵沢駅:9時 都合が悪い時はご相談ください。調整します。
 ・料金説明  ・キャンセル料 ・雨天など、天候不良の場合  
装備 ○・・・必ず必要 △・・・あれば便利

◎冬山用登山靴 
 ※冬季用、もしくはオールシーズン用。革で防水性があってもスリーシーズン用は不可です。
 ※新しく購入される方は、冬季の3000b(2重靴でない方が良いです)で使用できるモノをオススメします。
 ※ワンタッチアイゼンを付けられる、前後にコバのある冬季用の靴がオススメです。
○上下の冬用ヤッケ(ゴアの雨具も可ですが、できる限り冬山用ジャケットが良いです。)
◎冬用の化繊もしくはウールの下着上下(タイツ)
○ウールのシャツもしくは薄手のフリース(中間着として)
○ウールのズボンもしくは薄手のフリースのズボン
○フリースかセーター(防寒用)
○ウールか化繊の靴下×2
○オーバーグローブ
○予備のグローブ(メインのグローブと同等程度が望ましいです)
○フリースか毛の手袋
○ロングスパッツ(オーバーパンツにインナースパッツが付いていても必ず必要)
○目出帽 (帽子とネックウォーマーとの組み合わせは不可)
○サングラス(眩しい時に使用しますが、ゴーグルでは不可です)
○ゴーグル(スキー用でも構いません。)
○ヘッドランプ(手で持つタイプは不可です)


○アイゼン(12本爪以上) (レンタル可能ですが、靴によっては付かないので事前にご連絡ください。) 
 ※靴のサイズが小さく10本爪アイゼンしか使えない方はそのままで大丈夫です。 
○ピッケル (レンタルあり)
○ハーネス (レンタルあり)
〇ヘルメット (レンタルあり)
〇安全環付カラビナ1個と120pスリング1本(セルフビレイを取るためなので他の装備でも構いません)
〇ATC等の確保器と安全環付きカラビナのセット

○行動食(行動中にも気軽に口に運べるもの)
○水筒(テルモス)
△薬品類

△ストック
△薄手の手袋
△耳当て(バンド状のもの目出帽だと暑いとき)
△お酒?(飲み過ぎないようにしてください)
○健康保険証のコピー




トップへ
トップへ
戻る
戻る


山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪山教室、クライミング教室を行って
います