八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っています。

 初心者岩登り講習・小川山/三つ峠/伊豆  山岳ガイド ミキヤツ登山教室     
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岩登りとは、何の運動でもそうですが、経験すればただちに上手くなるものではありません。
それが野球や水泳であっても、 継続して週一回ほどを続けて、 初めてものになってくるものです。

今は昔の外の岩しかない時代とは違い、数多くの室内ジムが出来たことで、多くの方がいち早く上達できる時代になっています。
なので、できる限り時間がまとめて取れる梅雨などの時期に室内ジムへ通い、その後外へ出ることで、効率よく技術をものにすることが可能です。

週一回は通うことで、初めて前の週の動きの上に、今週の積み重ねが出来て行きます。人間の記憶が残るのはほぼ一週間。
出来る限り前の動きを覚えているうちに、次の上積みを重ねていきたいものですね。

こういったことから、とりあえず外で経験して恐怖感を伴うのではなく、 少し先の講習を予約し、その日を目標にしながら、、まずは近所の室内ジムで、出来ることから始められることをお勧めします。段階を踏むことで、出来なかったことが徐々にできるようになるはずです。

歳をとっても、そういった時間は誰もが楽しめるものなので、少しずつ、挑戦していってみましょう。

 
まずは低い位置で、上からのトップロープによって、体の動かし方を覚えよう♪ そしていつかは、憧れのあのルートへ!
コース・行程


定員4名で行う重要性

 岩登りは確保者とクライマー二人一組で行動します。ですから、ロープ2本で4人であれば、休みなく練習することができ、効率が良いからです。
このため、1日に登る本数は5〜8本程度になり、講習とともに充実した1日を過ごすことができます。

またガイドはこの間、指導以外にも、徹底した安全管理に取り組み、監視の目を怠ることなく講習を進めることができます。

定員が10名を超える岩登り講習も、少なくはない昨今です。

一日に岩を触れたのは1,2回、なんてことにならないためにも、参加者は確保の初心者ばかりなのに安全管理無き状況に陥らないためにも、また何よりも上達を目指すならば、定員の過度に多い講習会は避けるべきでしょう。

岩登りはロープを使うため、正しく行えば登山以上に安全なスポーツですが、また同時に、正しく行わなかった場合には、とても危険な行為となり得ることを、覚えておきたいものです。

このためガイド料金が少し高くなってしまいますが、皆さんにとっての貴重な時間です。安全委楽しく、有効に使いたいですね。


初心講習について


初心講習を2回受けていただく必要は、通常ですとありません。

ですが人の記憶は1週間。この期間何もしなければ、また初心レベルからのスタートに戻ってしまうことになります。
つまり岩場だけで順調に上達できるほど、岩登りは簡単なものでは無く、それだけ難しいのです。

次の初級ステップアップ講習は、上達するための講習ですから、もちろん初心講習よりはレベルアップしたルートを登ります。

この次の段階の講習までの期間を、上手く使うのであれば、1週間に一度、梅雨の時期などを利用して2〜3か月室内ジムに通われると、見違えるように動きは変わってくるでしょう。
初めは登れませんが、「継続は力なり」この最初の期間は、修行だと思ってください。

岩場へ週一回通うのは、山へも行きたいですし大変難しいことです。
稀にかなり地方にお住まいで、近くにはジムが無い方でも、岩場の方が近いという方はそう居ないはずです。

こういったことから、自信がないようでしたら、室内ジムでの自主トレの期間を設け、初心講習から初級ステップUPに進まれることをお勧めします。

クライミングというものは、同じレベルをやっていれば次にステップに進めるというものではありません。
週一回ずつの記憶の中での積み重ねを続け、鍛錬し、そうしてもっと難しい動きへ初めて進むことが出来ます。

足し算をいくらやっても、割り算は出来ないのと同じだとお考えください。


また室内ジムにご自身で通ったとしても、周囲の雰囲気や子供が上手だったりして気押されるかもしれません。
それでも頑張って2、3カ月継続しても、まだ上手くなっているのが感じられないような時には、マルチピッチ講習などに参加されるのも良いでしょう。

室内の壁は難しすぎるため感じられない上達度が、初めての頃とは違ったものになっていることを、知ることが出来ます。

マルチピッチとは、初心講習(フェニックスの大岩)くらいのレベルを、実際に山を登るのと同じような方式で上へ上へと登り、徒歩や懸垂なども交えて下降します。
山の岩登りルート(バリエーションルート)へ行くための、ロープワークの実践にもなりますし、日帰りにしてこういった山に登るのと同じ感覚も味わえます。

こういったルートで気分転換もしながら、うまく飽きないように(修業は飽きますから)目標をもって続けてください。

そうすることで、登山という趣味の世界と夢の幅を広げ、より長く安全に楽しんでいくことが出来るようになるはずです。


 日程募集のご希望について

週末の日程については、まだ先のお客様の入っていない日取りであれば、変更や調整が可能な場合もありますのでご相談ください。

また平日については、ご希望の日程で組むことが可能ですが、初心岩登り講習に限り、安全上の問題があるため一対一では行なっていません。

初心講習では、その日初めて確保を覚えて実施していただきます。
確保とはロープを通し、お互いの安全を確保し合うものであり、一対一では岩場でガイドとお客様の間が上下に離れてしまうため、手元まで目が届かず危険が伴います。
また 一対一では 、参加者同士でバックアップしていただくことも出来ません。

ですから出来る限り早めにお申し出いただき、募集を掛けて他の参加者を募りますが、その日程で最低限もう一人の方が集まらなかった場合には、催行できなくなります。
逆に考えれば、募集が早ければ早いほど、催行出来る確率は高くなります。

私たちガイドの仕事は、 安全な登り方や技術的なことを伝えるという事の他、第一に重要なのは、お客様の安全を守ることです。
このため仕事になれば何でも良いという、お客様との接し方はしておりません。

ご迷惑をお掛けしますが、以上のようなことをご了承の上、ご検討願います。



 初心者岩登り講習、ステップアップクライミング初級、ステップアップクライミング2は、季節ごとに適した岩場で行います

 
春(4月〜5月)  小川山 佐久地方の岩場 甲府幕岩 など
夏(6月〜8月)  小川山 佐久地方の岩場 瑞牆山 など
秋(9月〜11月)  小川山 佐久地方の岩場 など
冬(12月〜3月)  甲府兜岩 湯河原幕岩 伊豆城山 など

 

 私たちが行うコースのレベル分け  講習の効率をよくするために参加者のレベルを三つに分けて行います。

初心者岩登り講習 初めての岩登りの方、経験はあっても久しぶりで会ったり、なかなかうまくなれない方(未経験〜5.9)
ステップアップクライミング初級1 初心者岩登り講習でクライミングと確保の練習をした方、あるいはクライミングジムの経験者(5.9〜5.10) 
ステップアップクライミング初級2 外の岩に慣れてきた方 (5.10台全般) 
ステップアップクライミング中級 5.10以上がコンスタントに登れる方、あるいはクライミングジムで頻繁に登っている方 (5.10〜5.11)

 レベルが分からない方はご相談ください。



 岩登りの効果、その後のステップアップについて

 岩登りの練習をして登山に活かすことが目的の方

 
 岩登り(クライミング)と登山の共通点と平地との違い


 誰もが一回の練習で効果を出すの難しいと言わざるを得ませんが、以下の考えで練習をしたり、普段の歩きで意識すると効果が高くなります。

 岩登りも、登山の歩きも、一本の足で立つ瞬間が平地の歩きよりも長いというのが共通点です。
 岩登りは小さな足場に丁寧に足を運ぶ必要があるため片足で立つ時間が長くなり、登山の歩きは上や下にある次の足場へ足を運ぶため片足で立つ時間が長くなります。

 平地の歩きは片足を上げた瞬間に体が前方へ移動して、着地と同時に重心がその足へ移動します。このため一本の足で立っている時間がほとんど無くなります。



 燕岳、大天井の縦走路

 平坦に近い道ですが、片足で立っている瞬間です。
 この様に平坦で次の足場が安定している時は、片足で立つ時間が短くても、大きな問題にはなりません。



 
 北鎌尾根の岩場での登り
 
 左足にしっかりと立っているからこそ、右足を動かすことができます。
 片足に立っている時間を長く作ることができるほど、岩場では安定した動きになります。


 


 登山の歩きと平地の歩きは別物


 しかし登山中に平地の様に歩くと、ザレ場やガレ場、浮石が多い時など、足場の悪い時には足を置く場所を選ぶことができないため、バランスを崩しやすくなります。

 また岩場では一本の足に立つ時間が短いほど、丁寧に足を動かすことができずバランスを崩しやすくなります。

 登山で足場が不安定になった途端に歩くのが不安定になったり、岩場や梯子での行動が苦手な方は、「登山の歩き」と「平地の歩き」を混同していることが原因です。
 登山の歩きは岩登り(クライミング)と同類であり、平地の歩きとは全く別物です。
 (階段で一段飛ばしで歩くとよく解ります)




 明神岳縦走での下り

 ガレ場が続く場合はしっかりと一本の足で立つ時間を作らなくてはなりません。







 北鎌尾根のガレ場

 足場が不安定な場合こそ一本の足で立つ必要がありますが、ガレ場などではどうしても一本の足で立つことが難しくなります。
 そんな時は無理をせず手を使うことも必要です。

(この時は、靴が硬すぎるため路面に合わせて靴を安定させることができていません。ガレ場や岩場には柔らかい靴が適しています)。

 登山のための岩登り講習


 岩登り講習では、一本の足で立つ時間をしっかりと作ることを意識付け、練習をします。岩登りが上手になれば、登山での歩きも上手くなるはずです。

 岩登りを練習すれば登山の歩きが「自動的に」上手になるのではなく、上述の様な一本の足で立つ時間を長くできる体の使い方(上半身の位置、体の向き、つま先の向き、足の立ち方)や、筋力を付けることで、岩登りを登山に活かすことができるようになります。



 スメアリングと体の使い方を練習中
 
 小さな足場に立つときには、つま先を少したわませて立ちこむ「スメアリング」は、クライミングシューズでも登山靴でも必須技術です。
 高性能なクライミングシューズで立ち方と体の使い方を身に付ければ、岩稜バリエーションルートや縦走路に出てくる岩場でも安心して行動できるようになります。



 1本の足で体を支えるための、体の使い方を練習中

 一本の足でしっかりと立つためには、体をうまく使わなくてはなりません。
 体が真っすぐのままでは、左右に分かれている片方の足に乗ることはできないため、体を曲げたり、傾けたり、あるいは体を回転させる必要があります。
 これがクライミング独特の「ムーブ」の考え方であり、登山だけでなく、将来クライミングを続けていく場合の大きな武器になってきます。







 小川山でのクライミング講習

 足元をしっかり見て足を動かすのは、クライミングでも登山でも同じです。

 ちなみに、登っているのは久野の母。この時70歳です。
 確保しているのはその友達、60歳女性です。

 岩登りのその他の効果


 他にも岩登りを経験すると、登山中のリスクについて客観的に見えやすくなります。
 登山で落ちる人はなかなかいませんが、岩登り中には足がスリップしたり、手が疲れてしまい、ロープにぶら下がる人は多くいます。人が簡単に落ちるものだと知っておくだけでも登山に活かせると思います。



 岩が硬い時には思い切って技術勝負をしても構いません。
 岩が脆い時には、できる限りその場所を避けて、それでも仕方がない時には確保するなどのバックアップが必要となります。

 クライミングは墜落を前提とした行動です。
 ロープによるバックアップなしには成り立たず、そんな考え方が登山に活かせると、より安全になるでしょう。





 西穂・奥穂縦走路

 岩が脆いところでは、自分の技量がどれだけあっても、落石や足場、手がかりが崩れることは防ぐことができません。
 自分の能力とは別の原因でトラブルが起こることを(実体験として)知っていれば、登山中でもリスクを探すようになると思います。

 
 バリエーションルートに行くために岩登り講習を考えている方
 
 ガイド山行を行う限り、バリエーションルートに行くためにクライミング講習は必ずしも必須ではありません。
 例えば槍ケ岳・北鎌尾根や前穂高岳・北尾根に行く場合、クライミング技術よりも体力トレーニングをした方が効果的です。
 ガイドは安全の確保とともに、技術サポートや技術講習をしながら行動します。行動しながらでも技術の向上を図っていただくことで、その山行自体がより安全になるためです。
 山岳ガイドはそれが可能です。

 しかし、これらのバリエーションルートに行って「その次」を目指す事を考えた場合、ある程度の技術を持ったうえで登ったほうが、その山行自体が大きなステップとなり次に繋がりやすくなります。
 例えば確保とクライミング技術を練習して前穂北尾根に行った場合、実際に現場で確保をしたり、クライミング技術を意識して行動することができます。これらは大きな自信となるだけでなく、現場での応用や次への課題を明確に知ることができ、剱岳・チンネなどの次の大きな山行へスムーズにステップUPすることができます。

 バリエーションルートに行くために岩登り講習を考えている方は、その山行が単発なのか、それとも今後バリエーションルートを登り続けるのかで岩登り講習が必要かどうかを考えると良いと思います。



 クライミングを続けようと思っている方
 
 せっかくクライミングの世界への扉を開くのであれば、今後クライミングを真剣に続けていくことを強くお勧めします。
 新しいことを始めて続ける場合、勇気と気力が必要となるのは扉を開くその前、扉を叩くときです。例え登山のためにクライミングをしようと思ってこのサイトを見ていたとしても、クライミングを始めるきっかけとしては十分です。

 クライミングをしていれば、登山界では必ず世界が広がっていきます。
 そもそもクライミングの世界を知らないでその世界を計ることはできません。子供の頃将来の役に立つかどうか解らずに勉強したことが今の生活に役に立っているかどうかは知りませんが、クライミングで身に付けたことを活かして行動することは「今なら」できるはずです。
 クライミングをしていれば、マッターホルンに登ることは本当は簡単です。休みができてから慌てて練習するのでは遅いのが、マッターホルン登山を難しくしています。
 クライミングをしていれば、そもそもクライミングの難しさ、難しい課題をクリアすることが、楽しい目標となります。人と競うことなく自分のレベルを上げる為には、真に自分の努力のみが問われ、充分楽しむことができますます。
 クライミングをしていれば、大きな岩壁を登る機会がでてきます。日本にも200メートルから400mぐらいの大岩壁なら至る所に存在し、車を降りたら5分、10分で登り始められる岩壁もあります。これなら例え1日しか休みが無くても十分楽しむことができるでしょう。
内容 

 岩場が全くの初心者対象の講習です。

ロープの結び方、相手の確保から始め、岩登りというものは上へ登るのではなく、左右への重心移動の繰り返しだということ、またそのためには凹角や緩い傾斜では押して登る、といった、歩行やアイゼンワーク、全てに通じる基本的な動きを学びます。

 講習で行う内容は、そのルートの登り方をお伝えするよりも、あるルートを通してクライミングの普遍的な動きを身に着けていただくことを目標にしています。

 一つの動きの中に、どれだけの大事な動きが詰まっているか。
 以下の内容をご確認ください。

※なお、室内ジムで週一回を目安に、既に2〜3か月通われている方の場合は、ステップUP初級1やマルチピッチと併せ、二日間連続でのお申込みも可能です。
 室内ジム経験が数回のみ、また未経験の方は、筋力的にも無理があるため、日帰りでのご参加をお勧めします。

 L時の動き(横移動から始まる重心移動)
 重心移動によって登る
 乗っていない足の重要性(3点でなく「2+1支持」)
 スメアリング(小さな段差への立ち方)



 対象・概要

・バランス感覚を身につけ、歩き方が上手くなりたい方
・一般縦走路での危険を減らしたい方
・クラシックなバリエーションルートを目指す方(北岳バットレスの各ルート、前穂高岳北尾根、谷川岳南稜など)
・基本的なロープワーク(確保技術)を練習します
・全ての方はクライミングシューズを使用していただきます。
(登山靴で岩を登ることは難しいので、まずはクライミングシューズで基礎の動きを身に付けることが重要です)
・海外でのクライミングや登山を考えている方には、クライミングの動きや高度感といったものに、ある程度慣れてから、登山靴で練習されることをお勧めします

 ※登山靴やアイゼンを履いてクライミングの練習をするのは、クライミングの動きを身に着けてからの方が効果的です。
 クライミングシューズで登れないレベルの方が登山靴で練習しても、より恐怖感が増すだけであり、慣れることはあっても、返って上手く  はなりにくいからです。

 クライミングは怖いものです。「怖さを慣れで克服する」のではなく、「怖さを技術で克服する」考え方が山では必要です。
 
 技術を身に着けるのは自分の身を守るためですから、この程度で良いというものではなく、技術はいくら身に着けても無駄になる処か、 自分が行ける場所の範囲が広がるといった、自己の可能性までをも大きく広げることが出来ます。

 何の運動でも身に着くまでの数か月は修業となり、面白いものではありませんが、その修業期間が終わればとても楽しいものになりま  す。先を見据えて継続しましょう。



 確保の練習

岩登りよりも、確保の方が大事だと考えます。安全を確保できなければ、岩登りなんて怖くてできません。
・確保器の使い方と注意点
 ・・・右手、左手どちらの手で確保?
 ・・・道具を落とさないための、現実かつ実践てきな方法 など
・確保の考え方
 ・・・ボディービレイ(確保)の有効性と危険性
 ・・・確保器を使うということの意味(ロープをほぼ張った状態で、長さを変えられることの意味)
 ・・・制動確保の必要性と危険性
・リードの確保と実際の墜落体験、確保体験
 ・・・実際に全てを経験してもらいます(やりたくない人はしなくて大丈夫です)
・トップロープでの確保



 岩登りの実践

 岩登りは・・・怖いかもしれませんが、楽しく登って、良い一日にしましょう

・重心移動と足で体を押し上げることの重要性

 岩登りは重心移動で成り立っています。
 どんな小さな足場にも立てるように、そして「重心を軸足の上に移動させて体を足で押し上げる」という一連の動きを実現するために手を利用します。
 腕力で登るのではありません。
 ルートを何回か登っていただきますが、一番上までいければそれで「OK」ではありません。
 たとえ完登出来なくとも「より力を使わない登り」「途中で手を離すことができるほど足にしっかりと乗ること」ができる方が上達への秘訣です。


・視野を広くする(見ていないところを積極的に見る)ことの重要性

 岩登りは一生懸命登ってはいけません。
 登ることに集中しすぎてしまうと、視野が狭くなり、ルートファンインディングがおろそかになります。
 余裕のあるときに、これまで見ていなかったところを積極的に見るなど、少しでも周りを観察することが必要となります。
 上手くなると余裕ができるのではなく、余裕を作る努力をしなければ決してそれは生まれません。
 意識して上記のことを行うのが必要です。


・限界を超えることの必要性

 力尽きたり、バランスを崩して墜落しロープにぶら下がることはとても重要なことです。
 岩登りで限界を超えるということは、初めてのことに挑戦するということです。
 「初めての事」=「できないこと」ではありません。
 何ができて、できないか。そしてなぜできないかを知るために限界を超える必要があるのです。

 自分の限界を知ることは、そこから先、何をすればよいかを考えるきっかけになりますし、限界を超えることなく、成長はありません。
 これらはロープを使用していないときには危険ですが、確保されているときには問題なしです。

 上手く登れなかったら、私達の出番です。
 何処を改善すれば上手くいくのか。何処が悪かったのかを解説します。
 同じ事を繰り返すのではなく、観察→計画→行動→検証の繰り返しで、よりよい行動を目指します、

 ※難しく書いてきましたが、楽しく登りつづけることが上達への秘訣です。
費用・集合

費用:お一人1万5千円 + ガイド経費(交通費、駐車場等の頭割り分)1000円から2000円程度
集合
 小川山の場合 小淵沢駅 9:00
 三つ峠の場合 河口湖駅 9:10
 伊豆・湯河原幕岩の場合 湯河原駅 9:00

天気の悪いことが予想される場合には、出来る限り事前に中止しますが、催行、集合後に天気の悪い場合は、クライミングジム講習になることをご了承ください(希望が無い限り、荒天時は出来る限り中止にします)。
定員:4名
 4名でロープ2本使用です。このため確保者、クライマーの二人一組で、効率よく練習することができます。
 また、常にガイドが近くにいられるので、アドバイスを受けやすくなり、安全管理上も有利です。
 このため少し料金が高くなってしまいますが、ご了承ください。
 ・料金説明  ・キャンセル料 ・雨天など、天候不良の場合  
 
 行程

 小淵沢駅9時集合〜小川山・廻り目平〜駅解散約18:30 

解散についてですが、通常は18時半前後になります。
小川山への道は上手く混まない状況でも片道1時間、岩場からの帰路と片付けを含めれば15時半には完全に終わらないと、18時を少し過ぎた「あずさ」に余裕を持って乗ることは難しい距離です。
18時の列車にどうしても乗りたいという場合は、参加者皆さんとのご相談が必要になりますことをご了承ください。


※マイカー利用のお客様へ

現地での集合は、小川山入口ゲートよりずっと下にある、レタス畑が尽きた地点に10時です。
大弛峠ゲートとの分岐、右側にある芝生広場の駐車場にお願いします。
車はこちらに置き、一台で乗りれることになりますので、お荷物の準備をお願いします。

また西日本方面からお越しになる方は、小淵沢に町営の無料Pがありますが、離れていて解りにくいため、お荷物は持ち出せるようにして、駅の方に車で直接お越しください。
(駅の集合でも、お車か列車利用かはご連絡願います)

装備 ○・・・必ず必要 △・・・あれば便利
○雨具上下
○防寒着(軽いフリースなど)1着
△必要であれば着替えの下着やTシャツ(ただし、重くならない程度に)
○ヘッドランプ(手で持つものは使いにくいです)
○ザックは30g前後をご用意ください
 その他基本的な夏山装備

○ヘルメット <無い場合は要連絡・レンタル有り>
○ハーネス <無い場合は要連絡・レンタル有り>
○120pスリング 1本  <無い場合は要連絡>
○安全環付カラビナ 2個 <無い場合は要連絡>
○エイト環かATCなどの確保・下降器 <無い場合は要連絡>
○クライミングシューズ 緩いモノで大丈夫です<無い場合は要連絡・レンタル有り>
○チョークとチョークバッグ
○確保用革製手袋(ホームセンターなどで売っているモノでも構いません。握りやすいモノ。ゴム製や軍手は巻き込みの恐れがあるため不可)

○行動食(行動中にも気軽に口に運べるもの)
○水筒、1リットル以上は必要です。
○薬品類(日焼け止めなど)

○健康保険証のコピー

いずれの道具も数に限りはありますが、上記の通り、レンタルは可能です。
その際は事前の集合場所やレンタルの確認時に、ご連絡ください。

また今後、岩登りやヴァリエーションルートなどを継続して行う予定がある場合には、購入されても良いでしょう。

ハーネスは必ず装着して購入を。
腰のウエストベルトと、太腿のレッグループの高さがご自身の腰の深さに合ったものを。
白人多くは股上が浅く、日本人は一般的に股上が深いので、こういった方には女性用もおススメです。
具体的には履いた際に、レッグループがウェストベルトを引っ張ってしまうものは、重心が低くなり、実際に落ちた際ひっくり返りやすいためNGです。
出来れば片方で締めるタイプではなく、両締めタイプが、利用時に左右に回ってしまうことが無いので使いやすくなります。

サイズは夏のみか、冬も利用するかでも変わってきますが、冬に合わせて緩すぎるものも問題なので、適度なサイズを選びましょう。


確保器は各メーカーによる特徴が違います。
ペツルは穴の幅が狭くワイヤーも小さいため、太いロープだと流れが悪く、ブラックダイヤモンドは幅が広くワイヤーも大きいため、流れが良い替わりに細いロープでは流れ過ぎます。(流れ過ぎると思ったら使用ビナを2枚にすることで対応可)
各確保器にはロープの適応サイズが明記してありますので、使用時にはロープサイズの確認をしましょう。

つまり今後、どういったロープを使用するかによっても変わりますが、そこはご自身が、メリット、デメリットさえ解っていれば、どちらを選んでも問題ないでしょう。
他にもオートビレイ器などもありますが、初めの購入は使用法もシンプルなものが良いでしょう。

ゲレンデでしたら以下のあたり。
ブラックダイヤモンドATC-XP(89g)定価:\2,100
ペツル ベルソ(57g)定価:\3,255

今後ご自身でパートナーと山のルートに行く予定があるのならば、セカンドの確保も可能な以下のものが一般的になります。
ペツル ルベルソキューブ(77g)定価:\4,305
ブラックダイヤモンド ATCガイド(91g)定価:\2,940




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山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪山教室、クライミング教室を行って
います