八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っています。国際山岳ガイド連盟・日本山岳
ガイド協会所属

 朝日岳 アイゼンワークの先達から学ぶ歩き方講習 山岳ガイド ミキヤツ登山教室  

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コース・行程
夏のお花畑お勧めベストコース 北股〜朝日小屋〜朝日岳〜花園三角点〜蓮華温泉
1日目:泊駅前泊早朝集合〜北股〜朝日小屋
2日目:朝日小屋〜朝日岳〜吹き上げのコル〜花園三角点〜白高地沢〜蓮華温泉 
3日目:バスにて新幹線糸魚川駅
体力レベル★★★

秋の紅葉お勧めベストコース 北股〜朝日小屋〜雪倉岳〜鉱山道〜蓮華温泉
1日目:泊駅前泊早朝集合〜北股〜朝日小屋
2日目:朝日小屋〜雪倉岳〜鉱山道〜蓮華温泉
3日目:バスにて新幹線糸魚川駅へ
体力レベル★★★★(10時間以上の行動の可能な方)

※天候、参加者の体調や体力、または紅葉の都合によっては、秋の鉱山道を瀬戸川経由に変更する可能性がありますので、ご了承ください。
内容 
 雪山でのアイゼンワークや、クライミングは学ぶ必要があると思っても、歩き方を学ぼうという人は僅かです。
登山者の多くが、正しくは歩けていないことに、気が付いていないからです。
 
 20年以上の実績を持つミキヤツ登山教室では、アイゼンワークやクライミング技術を通じ、多くのお客様と接してきました。
これらから知ったことは(昔山岳会で登っていた私たちも含め)、登山者はクライミングとアイゼンワーク、歩き方を区別して考えている。
という事実です。

 実はこれは誤りで、これら三つの動きには全て共通したものがあります。
しっかりとした重心移動が出来ていれば、歩き方もクライミングも、全てが安定するのですが、それがどうしたら良いのかが解らない。
 
 でも歩けているのだし、問題も感じない。構わないだろう。
それが風雨に曝されたた岩稜や、霧に湿ったり、晩秋に霜や積雪で凍った足場などでは、通用しなくなり、事故に至ります。
 
 マラソンやランニングは、誰にでも出来ますが、良いタイムは誰にでも出せるものではありません。
それらと同様に、街と同じように山は歩けます。ですが同じ歩き方をしたところで、不整地は上手く歩けないのです。
 特に下りの苦手な方や、整地は早いのに足元が悪くなった途端にコースタイムの極端に遅くなる類の方が、これに該当します。

 長年多くのお客様に伝えて来た、アイゼンワークの技術と、クライミングのノウハウから、基礎の安定した歩き方を学んでいただき、少しでも事故の無くなる登山界を目指し、一般道の歩きコースで伝えていけたら、と思います。

 折角なのですから、花と紅葉のベストシーズンを選び、心地よく歩きながら、技術も学んでみましょう!


 残雪豊富で標高差のある朝日岳は、高山諸k物の宝庫であり、草原性の花から、雪渓際の春の花まで、長い標高差を歩くことによって 多種多様で可憐な花たちと出会える、稀有な山であることをご存知でしょうか?

 森の中にはシラネアオイやサンカヨウ、湿原にはアヤメやイワイチョウ、雪渓際に遅くまで見られるハクサンコザクラ、その次に咲くチングルマの大群落にハクサイチゲ、シナノキンバイ。どれも見事な群落を成すお花畑となります。

 日本海からスタートし、ゴールが山の湯蓮華温泉というのも魅力ですね。


 紅葉といえば「涸沢」ではなく、ここ朝日岳周辺であるのは、実際に訪れた人にしかわかりません。
まずはこれまでの山行報告をみてください。

 ナナカマドなどの赤単一の紅葉とはまた違った、這松の緑、ブナや楓の黄色、そして燃えるような赤。
3色が織りなす錦絵の世界は、息を飲むような鮮やかさです。

 足元からのびやかに広がるのは、黄金色に輝く草紅葉、紅色に姿を変えたチングルマの絨毯、それらを映す池塘の鏡。
黒部源流域の湿原が、どこまでも続きます。

夏、秋、いずれのコースも、湿原であることから木道の沈降が激しく、歩き方の難しい不整地が続きます。
できる範囲でそこを安定して歩く努力をし、それらを持ち帰ることで、その後の歩き方の上達へと繋げていきましょう。
 
 
一般縦走だった時代ですが、山行記録です。画像のみ参考にしてください
 朝日岳〜雪倉岳縦走〜鉱山道   秋の紅葉を楽しむ朝日岳

 そして今度は、アナタが実際に見てください。
人に勧めずにはいられない景色、でも教えたくない場所でもあります。
費用・集合
集合:新幹線糸魚川駅周辺前泊 朝日町泊駅 6:00
費用:ガイド料4万5千円 + ご自身の宿泊費 + ガイド経費(ガイドの宿泊費と交通費の頭割り)

 ・料金説明  ・キャンセル料 ・雨天など、天候不良の場合  
装備 ○・・・必ず必要 △・・・あれば便利
○温泉セット!下山後の着替え(注!Tシャツ程度に留めること・長袖の冬用下着が一枚あると小屋で便利です)

○雨具上下
○防寒着(軽いダウンが望ましい)1着

○ヘッドランプ(手で持つものは使いにくいです)
○基本的な秋山装備
 ※最低気温が0度以下、最高気温も10度以下になることがあります。
 ※この時期はとても冷え込みます。行動中も着られる長袖の服や手袋も必要です。
 ※冬用の下着(上下)が有ると、着替えにもなって便利です。


○行動食(行動中にも気軽に口に運べるもの)
○昼食(各小屋弁当利用の場合には予約が必要です←必要な場合には事前にご連絡を)
○水筒(1リットル以上は必要ですが、一日目及び三日目は途中に水場があり、小屋での補給も可能です)
 ※追加でテルモスがあると便利です。
△スポーツドリンクの粉(バテ防止にも!)
○個人の処方薬(または日焼け止めなど)

○健康保険証のコピー

注!!初日から下山日まで、アップダウンの厳しいコースです。荷物は軽量化を計りましょう。

積雪の多い地域でヌカルミが多いことに加え、鉱山道は沢筋ですので足場が悪いです。
できるだけグリップの良い夏用登山靴を履いてきてください。





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山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪山教室、クライミング教室を行って
います