八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っていま
す。


 実践マルチピッチクライミング       

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初心者・岩登り講習 (小川山)
コース・行程

小淵沢駅9時集合〜小川山・廻り目平〜駅解散約18:00
内容  

 参加資格:リードクライミング経験者を含む2人で、マルチピッチクライミングのシステムを理解している方
 
 クライミングジムを含むロープクライミング経験者二人での参加
 実際の山でのマルチピッチクライミング技術
 確保支点の構築、中間支点の取り方
 簡単な岩稜帯などの同時登攀(コンテ)テクニック


 確保支点の作り方と注意点

 山岳地でのマルチピッチクライミングが、小川山などの比較的整備された場所でのそれと大きく違う点は、中間支点を含めた確保支点が、より不確定要素を含んでいる点です。
 山岳地でのマルチピッチクライミングを目指す場合、まずはこの支点の構築技術を身につけなくてはなりません。

 ビレイ支点
 基本的には二つ以上の支点を利用しますが、分散荷重(固定、流動)を行うべきなのか、バックアップ的に複数の支点を使うべきなのか、理解している必要があります。ボルトやハーケンなど残置支点がない場合は、岩角、立木、自分で作った支点などで構築しなくてはなりませんが、なぜそうするのか、しないといけないかを考えられるようになることを目指します。
 
 中間支点(ランニングビレイ)
 トップで登る場合、中間支点を取ることは、自身の墜落に備えるのはもちろん、セカンドの安全や登りやすさも考えなくてはなりません。
 自身の墜落に備えた場合、中間支点は単に墜落の荷重に耐えられるかどうかではなく、ショックアブソーバー的な役割を持たせたり、バックアップ的な役割を持たせた中間支点も、山岳地という不確定要素を含んだ場所でのクライミングを行う場合には大事な考えです。
 ここでは中間支点の役割を理解できるようになることを目指します。


 マルチピッチクライミングのシステム(流れ)を利用したコンテ 
 「コンテ」という日本語がクライミング界には存在しますが、ここでは従来のコンテではなく、より安全を意識した同時登攀のシステムを理解して、ピッチを切るクライミング(スタカット)と組み合わせることで、本来のコンティニュアスクライミングを身に着けることを目指します。
 
 同時登攀
 ロープを結び合って行動する場合、中間支点を取って、ロープを極端にたるませない限り、トップの墜落に関しては確保しているのとほぼ同じ状況が作られます。問題はセカンドの墜落に、トップが引きずり込まれることです。
 同時登攀中にこのような状況を防ぐには、トップがセカンドの技量を理解し、状況に合わせてビレイ支点を作ってセカンドを確保する必要があります。
 ルートの全行程で同時登攀、あるいはピッチを切るスタカットで登るのではなく、状況に応じて同時行動したり、ピッチを切ったりすることで、行動時間の短縮を図れることを目指します。

 セカンドの確保の方法
 上述のような行動を目指した場合、必要になるのがセカンドの確保方法です。
 堅牢な支点を作って、確保器を使ってセカンドを確保しなくてはいけない場所と、そこまでは必要のない場所をうまく分けることができ、セカンドの墜落に対し安全を確保できるだけの「程々の確保方法」がオプションとしてあれば、同時登攀とスタカットクライミングをうまく合わせた行動が可能になります。
 山岳地でのマルチピッチクライミングでは、同時登攀はオプション的な技術になりますが、簡単な岩稜やピッチを切って確保をするまでもないルート、歩く登山でのロープワークはこの同時登攀的な技術が必要となります。

 まずは確実なスタカットクライミングを行えるようになることが必要ですが、今後より大きなルートを目指す場合、必要となる技術なのでそんなシステムもオプションとして練習してみましょう。


 コールについて

 マルチピッチクライミングを行う場合、コールによって意思の疎通を図りますが、これが山岳地においては風の影響や地形によって聞こえないことがあります。そんな状況では笛を使うことが有効だとされていますが、他のパーティがいる場合や聞き間違いによるリスクなどを考えるとあまりお薦めできません。
 マルチピッチクライミングのシステムを理解していれば、本来コールは必要ないことが分かり、全くコールを行わずクライミングを続けることが可能です。
 山岳地でのマルチピッチクライミングを考えた場合、コールが聞こえないときのために上述のコールなしでのクライミングに慣れておけば、実際にコールが聞こえないときやコールの内容が不確定な時に、その法則にしたがって行動することでトラブルを避けることができます。
 正しいコール、コールが聞こえないときのシステムを理解しましょう。
 


 ※難しく書いてきましたが、楽しく登りつづけることが上達への秘訣です。
費用・集合
費用:1万5千円 + ガイド経費(交通費、駐車場等の頭割り分)1000円から2000円程度

天気の悪いことが予想される場合には、出来る限り事前に中止しますが、催行、集合後に天気の悪い場合は、クライミングジム講習になることをご了承ください。
 


 ・料金説明  ・キャンセル料 ・雨天など、天候不良の場合  
装備 ○・・・必ず必要 △・・・あれば便利
 
○雨具上下
○防寒着(夏は軽いフリースなど・冬は厚手のジャケットやダウン)1着
○運動靴もしくは軽登山靴(軽い方が良いです)
△必要であれば着替えの下着やTシャツ(ただし、重くならない程度に)
○ヘッドランプ(手で持つものは使いにくいです)
その他基本的な夏山装備

○ハーネス <レンタル有り 500円>
○クライミングシューズ <レンタル有り 500円>
△ヘルメット <レンタル有り 500円>
○120pスリング 1本 (無い場合は要連絡) 
○安全環付カラビナ 2個 (無い場合は要連絡) 
○ATCなどの確保・下降器 (無い場合は要連絡) 
○確保用革製手袋(ホームセンターなどで売っているモノでも構いません。握りやすいモノがよいでしょう) 


○行動食(行動中にも気軽に口に運べるもの)
○水筒、1リットル以上は必要です。
△ハイドレーション(効率的な給水はバテ防止に有効です)
○薬品類(日焼け止めなど)

○健康保険証のコピー
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山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪
山教室、クライミング教室を行っています