八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っていま
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 2009年 1月  八ヶ岳・積雪期 中山尾根        

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 2009年1月16日、17日

 中山尾根は意外と相性が悪く、今シーズン最初の中山尾根です。
 気温も低く、前日まで降雪があったため、ルートのコンディションは、雰囲気は最高、登るのにはちょっと苦労したかも・・・でした。
 でも、やっぱり楽しいルートです。



1ピッチ目は純粋な岩登りというよりは、岩、雪、草付きのミックスした壁を登ります。
グレードはそれほど高くはないのですが、「登りにくい」と感じる嫌らしいピッチです。
この下部岩壁は1ピッチで終了し、左のスラブから抜けることも出来ますが、カムのしっかりと効く上部クラックを登った方が楽しいかもしれません。



以下三枚の写真は2年前のものです。
下部岩壁を過ぎれば、岩間じりの雪稜を3ピッチ分ほど登りますが、支点を取りやすいのでロープを付けての同時登攀でこなせます。
雪稜の行き着いた先が上部岩壁で、技術的にはこのルートの核心部となります。



上部岩壁の出だしはホールドが小さく感じる垂壁ですが、意外にアンダー、縦ホールドがあり、これらを使えると簡単に登れます。
しかし、実際には手掛かりが鍵になるのではなく、足です。
小さな段差に、上手く前爪で立つことが出来れば、安定した姿勢を取ることができ、それだけ手掛かりを使いこなすことが出来ます。
怖がって、前爪で乗らなかったり、立ち込むのが怖く中腰のままでいると、よけいに難しくなります。
大胆に、思い切って登ることが重要です。



上部岩壁の上段はかぶった凹角です。
最初は左の壁に足を決めて右の壁にもたれるようにして登り、途中で左の壁にもたれて右の壁に足を決めます。
最後の乗越が意外に悪く、奮闘的になりますが、落ち着いて足を決め、左右の壁を見渡せば手掛かりはあります。
とにかく落ち着きましょう。



上部岩壁を過ぎれば、雪稜から草付き斜面です。
最後は意外に悪く、支点も取れないので慎重に行動しましょう。



今回は懐かしい人に会いました。
上部岩壁の最後はこのピナクルで確保すると格好良く決まります。

中山尾根はここで終了し、トラバースしてしまうパーティが多いのですが、途中から鶏冠岩峰の左の凹角を登り、日ノ岳頂上に抜けることも可能です。この方がいかにもアルパインクライミン
グ的で充実してお勧めです。
ただ、出だしが意外に悪いのでトップは注意が必要です。






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