八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っていま
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 2009年 3月  山スキー 雨飾山        

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2009年3月12日
メンバー:久野・私・KT


前日は平湯まで入ってコンディションの悪さに山スキーは敗退。
折角安房トンネルを抜けたのだから・・と富山の回転寿司まで走って山梨まで戻った深夜。

期待に満ちた今期初の山スキーは、最後まで板がガリガリ音を刻む悲しいコンディション。
メインの錫杖も雪崩の危険から諦め、二人揃ってガッカリの帰宅なのでした。

そして・・・なにげに開いた(私がファンの)H氏ホームページ。

ところが何と、今日アップされたばかりの雨飾山が!!


しかも激パウ?ってどういうことぉ〜!コトォ〜コトォ〜(エコー続く)

衝撃を受けるも眠気には勝てず、そのまま布団に倒れ込む。


朝、それでもソワソワと起き出して出掛けようとする私に天の声。
「僕も行こうか?」
そう、最早新潟県境に近い雨飾山は近いとは言えない。
「そ、そう?」と言いつつも
(ワ〜イ!運転助かる!)と、ちょっと嬉しい。

斯くして再び二人と一匹は車に乗り込み、一路小谷温泉へ。

 
登山口はまだまだ遠い                          「重い、深い、辛いのよぅ」


H氏の辿ったのは午前中とはいえ昨日、
なのにトレースはほとんど残ってはいない。

今朝のトレースは早々に手前の大渚山へと去っている。

除雪前だが電線点検か何かのブルの跡が残る林道を辿り、分岐からは再び板でのラッセル。

深い・・・
昨日もしたラッセルがボディーブローのように効いてくる。


 
「ひぃ〜」                                   「お、重いワ?この雪団子」


林道は率先してラッセルした久野も、斜面に取り付いて交代してからは全く追い付いてこなくなる。
実は、二人と一匹だと2番目も辛いのである。

一匹はまず、全くラッセル要員の足しにはならない。
むしろ邪魔をする。
後ろから一歩ごとに板を踏むのである。
しかも新しい板はトップもテールも同じように反っているため、更にワンコの足には打ってつけ。掛かりがよいのだ。

もちろんのことパウダーなので先頭はラッセルに苦しむ。
2番手は板が重い。(何と言っても体重30キロ)
3番手だってパウダーの中だから、かなり必死。

 
「もうダメ、アタイ、待って!おネエさ〜ん」              「あれれ?KTが居なくなった?」と思ったらパウダーに陥没してました


そうこうしてP2直下到着。
「ふぅ〜大変だったワ。アタイ、これでもう車に乗れるのネ」
と、勘違いも甚だしいKTは、早速グルグル雪を踏み固めハウス作りに余念がない。
ホントの地獄はこれからさ、KT?

 
「ふぅ、ごーるいんだワ、雪もキモチイイけど、まったり温泉なんかもイーわネえ」    「キャイ〜ンッまた走るの?お姉さんっ??」


パウダー蹴散らし、カッ跳ぶ私達。
KTは潜水艦ラッセルとなって必死の形相で追ってくる。

気の毒だが、幾らなんでも30`担いでパウダー滑る気なんぞ、どちらにもあるはずもない。

けど流石にヨレヨレのワンコを置き去りにするわけにも行かず、待って待って滑っていたら日が傾いてきた。

 


林道へ出たら戻ったらしいブルの跡で、板はよく滑る。
あっと言う間に小谷温泉。

 
「お尻もやっぱり重いのよん」                      「もう、ラメ、あたい」


本日の行動は5時間なり。
お疲れ様でした。
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