八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っていま
す。

 

 2005年10月  北アルプス・無雪期 錫杖岳・左方カンテ        

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 小同心や北岳バットレス第4尾根を登った方や、ゲレンデでちょっと岩登りをしたことのある方。次は本格的な岩壁でのマルチピッチクライミングです。
 錫杖岳左方カンテは日本離れした岩の硬さで、チョー快適なマルチピッチクライミングが楽しめます。時期は春と秋で、乾いた空気の中、快適に登ることができます。
 今回は晩秋の左方カンテを紹介します。
 慣れた方なら残置を使用せず登ることも可能で、1ピッチ目、5ピッチ目のラインを岩稜にとれば、かなり充実します。

 場所は穂高岳の西側、笠ヶ岳の下にあり、新穂高からは2ー3時間のアプローチで岩登りが楽しめます。

 
 穂高岳の反対側に位置するので、常にそれらを眺めながらのクライミングになります。

 左方カンテは出だしこそすっきりとはしていないですが、登るにつれて快適なクライミングになってきます。

  
 左・1ピッチ目 中・2ピッチ目 右・3ピッチ目の始まりから岩がスッキリとし、景色も広がります。

 岩登りの内容もフェースクライミングを中心に、クラック、チムニーもあり、変化に富んだ楽しいクライミングを楽しむことが出来ます。技術的な難度もW〜X+程度で、全てフリークライミング
で楽しむことが出来ます。もし、ちょっと難しいと感じたら、A0やアブミを使って登ることもできます。ただ、わざわざアブミを持っていく必要もなく、長いスリングで代用できるほどの、短いセク
ションです。

  
 左・3ピッチ目の出だしのピナクル 中・3ピッチ目上部を登る加藤 右・背後に広がる穂高の連なり

 3ピッチ目は核心の一つで、X+のフリークライミングかA0となります。

 
 左・3ピッチ目の登りから足元を見る 右・4ピッチ目は草付のバンドを登ります
 
 各ピッチ、安定したテラスがあり、ゲレンデで登るように安定した確保で登ることができます。支点も残置ハーケンやリングボルトばかりでなく、リムーバブルプロテクション(カムやナッツ)を
利用できます。

  
 左・5ピッチ目のチムニー 中・6ピッチ目のフェースの始まりはクラックも利用できます 右・足場、手がかりとも豊富な6ピッチ目 

 7ピッチ目はほとんど歩きのようなピッチで、いよいよこのルートの核心部8ピッチ目です。ここは最後には高度感も出てくるピッチで、コツの居るムーブでクラック、チムニーに入り、高度を
稼いだあと、細かいフェースを登り、思い切って小ハング乗り越すルートです。
 以前はここの出だしには「ガシッ」と掴める大ガバがあって、簡単にスタートできたのですが、いつからかそのホールドはなくなってしまって、難しくなっています(そんな気がします)。グレ
ードはX+となっていますが、ここの出だしだけはもうちょっと難しく感じるかも知れません。もし無理なら、A0で抜けることも出来ます。

 
 左・8ピッチ目のクラックからチムニー 右・上部の細かいフェースを登る加藤

 8ピッチ目を抜けると9ピッチ目は脆いフェースから簡単な岩稜を登り、この前衛フェースの上部にいたり、このルートも終了となります。
 下降は一般的には同ルート下降かルートの左側の北沢フェース側を懸垂下降します。

 
 左・ルートの終了点から穂高方面を望む 右・下降はトータルで4ピッチの高度感満点の懸垂下降です。

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