八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っていま
す。

 2004年10月  西上州 表妙義縦走        

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10月7日(木) 久野 加藤 M 天候曇りで肌寒い
奥社駐車場10:15発 中社駐車場15:30着(注:このコースタイムはメンバーがガイドのみで歩いたもので、参考にはしないで下さい)
  
 どんより曇った空の下、小雨交じりなのを良いことに「今日は辞めよっかぁ」などと話していたナマケモノペア、私と久野。そこにJAGのマッチャンことMガイドが到着。諦めて準備にかかる。
今年の秋空はまったくすっきりしない日々で、お日様が恋しいです。
 ッて訳で本日は、トレーニングも兼ねてのコース点検で、表妙義縦走にまいりました。

  

 
 この日のコンディションは雨上がりということもあって、只でさえ草付で湿った妙義の岩がヌルヌルです。奥社大の字の上、スタートからハードな3〜4級の長い鎖場が滑りに滑る(T_T)。
 ここは剱のカニノタテバイ、ヨコバイを少し短くした感じだが、それでも落ちたら死ぬくらいの高さがあって、しかも濡れているから3人揃って思わず、握る鎖に力がこもってしまったのでした。
(これを一般縦走の人達が歩くコースであることを考えれば、更にこんな恐ろしいことは無いの だ!?)

左↓妙義神社の奥社へと続く苔むした参道。/中↓中社から望む前衛岩峰(本峰は雲の中)
  
 
 やたらと強いMさんと久野についていくのが大変な私、でも途中で雨が降ったら嫌なので仕方なく歩き続けます。
標高の低い妙義には、高山ではとうに終わってしまった花たちがまだ残っていました。でもなぜか「つつじ」までが咲いていて、色づき始めた紅葉の中での不思議な光景でした。
   

 
 鎖は地元山岳会の努力によってかなりしっかり整備されているものの、逆に鎖がなければロープが必要なアップダウンが続いていく。安易に入る登山者が防げない以上、これだと一般縦
走路だと勘違いする人もあって、より危険を招いているような気もするのだが・・・・。
 とにかく危険度は穂高の縦走路並みか、それ以上の登山道です。
 妙義山は火山の溶岩が浸食によって残った地層だそうで、岩が八ヶ岳に似てボコボコ凹凸に富んでおり、それらを使いこなせれば実に楽しい縦走が出来る上、アプローチは穂高や剱の
ように長くはない、と来ています。
 ロープさえしっかり使えば気軽に遊べるエリアとして、もっと注目されても良いエリアでしょう。この西上州近郊には妙義山以外にも、小振りで手近に楽しめる低山が幾つも点在していま
す。

左↓高度感満点の鎖場が、次々と現れる。/中↓斜面の向きによっては苔むしていてよく滑るので注意が必要。/右↓縦走路を振り返ると、とんでもない高さなのだ。
  
  

 いよいよ核心部の鷹戻しです。(標識には鷹返しとも書いてある)前方に大きな岩峰が立ちはだかってくる。ここを久々に登ってみると「マジですか!?」っていう高度感で、常識的にはザ
イルを出すべきである長く高い鎖場。手から鎖を離せばまず、間違いなくあの世に行くことが可能です。
左↓これはまだ登り初め。まだまだ延々と鎖が続いていきます。/右↓トラバースなんかも 
  


 息つく間も無く、お次は長い下りです。「あぁ、やっぱり高かった(T_T)」
  


やっと主稜線から下れます。中社の駐車場までどんどん下山。雨が降らなくて良かったよかった。今日は車が回してあるので楽ちんです。
 

青空に紅葉が映える良いお天気なら、もっと素敵な1日になるでしょう。かとうみき

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山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪
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