八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っていま
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 2007年 2月  八ヶ岳・積雪期 阿弥陀岳北西稜        

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 阿弥陀岳北西稜は八ヶ岳の中でも一押しの好ルート。
 アプローチでのラッセル、中間部での雪稜、上部でのミックス帯。雪山の技術的な総合力が問われます。



 アプローチは雪が深いことが多く、トレースが無いときには苦労しますが、それも山の小さい八ヶ岳、2時間もがんばればここまで来られます。 
 ワカンがあれば楽ですが、無くとも何とかなります。




 中間部以降は雪稜だけでなく、草付や岩、雪が出てくる、日本的なミックスクライミング。
 ダブルアックスが有効です。岩をたたかないように、でも、しっかりと打ち込んで登れば、気分は日本離れしたクライミング。




 ルートはおおむね岩稜の右側を巻くように進みますが、もちろんリッジ通しに行くことも可能です。
 写真は巻きルートで、ダブルアックスを駆使してのミックスクライミングはこちらのルートの醍醐味です。
 リッジ通しの場合には高度間のある岩稜クライミングとなり、最初のリッジに上がるところと、もしそのまま岩稜通しに行くなら最後のピッチは核心になります。



 巻きルートと岩稜ルートの合流点がここ。
 どっちもお勧めです。



 前の写真のビレイ点からさらにルートは分かれて、左巻きルートと、直上ルートがあります。
 ここは左巻きルート。
 スリルのあるトラバースです。後続のために支点は多めにとっておいたほうが無難です。




 左巻きルートのハイライト、ドライツーリングセクションです。八ヶ岳の中で自然にドライツーリングが楽しめるのはここぐらいなので貴重です。
 A0、人によってはアブミを使っていますが、ドライツーリングで登れます。グレードは「?」ですが、M5〜6ぐらいではないでしょうか。
 支点も豊富なので思い切っていけますが、リードの場合はビレイ点からトラバースしてからの場所なので、墜落すれば結構落ちます(たぶん)。
 ドライツーリングの場合、正面の岩だけでなく、頭上の右側の岩を使うと、上手く行けます。

 直上ルートの場合、顕著な凹角を上りますが、傾斜に圧倒されず落ち着いて登れば、支点も豊富なのでそれほど難しくはありません。ただし、最後の抜け口はジャミングして遠くのガバを
とる動きになるので、体の大きい人の方が有利かもしれません。

 いずれのラインをとるにしても、キャメロットの灰色〜黄色ぐらいがあると便利です。



 核心部を過ぎれば、後は簡単な斜面ですが、まだ困難を楽しむ余裕のある方は左のリッジ通しに登れば、まだ楽しめます。


 このルート、巻きルートでA0せずに登れればたいしたものです。
 ダイレクトルートと巻きルート、どちらもお勧めで、2度登っても楽しめます。


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