八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っていま
す。

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 ヨーロッパへ行くのにはいろいろな方法がある。はるかに昔、シャモニに住んでいる神田さんは中国から列車で行ったらしいが、僕らは何時もマレーシア航空を利用する。理由は安くて機
体も新しく機内食も美味しいから。今年の運賃は8万円。さらに直行便と違い、経由地で遊ぶだって出来るのだ。

 成田発、コタキナバル、さらにクアラルンプール経由パリ行き(2カ所の経由は週2本であとはクアラルンプール直行)。経由地は2回だと面倒な気もするが、その分楽しみも盛り沢山ある。
いつもは通過するマレーシアで、今回は一週間滞在してみることにしました(勿論、そのまま滞在無しで、ヨーロッパへ行くことも出来ます)。

 <1日目>
 とってもローカルな国際空港、コタキナバルにはその日の夕方に到着。タクシー、14Rm(1Rm=29円)で町に向かう。これからの宿を探さないといけない。とりあえず「地球の歩き方」の
コピーに載っていた安宿、「トレッカーズロッジ」を今日の寝床とする。
 
 <2〜4日目> マヌカン島・サピ島・マムティク島
 さて、今日は何をしよう?なにもする予定のない旅行というのはなかなか難しいものだ。
 コタキナバルの沖に、トゥング・アブドゥル・ラーマンという、五つの離島からなる公園がある。飛行機や船で遠くへ行けばいろいろなビーチがあるが、これらは町から僅か30分いないで離
島を楽しめる。

   

 朝はまず食堂でヌードル食べて腹ごしらえ。船着き場に歩いていって、その日の目的地へ行く船の出航を待つ。終いには受付の兄ちゃんに顔を覚えられてしまった。
 


 マヌカン島 

 昔、むかし、「ハウスマヌカン」という言葉があったが、それを思い出しながらボート乗り場へ向かう。あれは、DCブランド全盛の頃だった。僕も高校を早退してバーゲンに行っていた頃を思
い出す。たしかJUN MEN、TAKEO KIKUCHI、CWじゃないNICOL、あと、何があった?

 ボート乗り場には8時30分頃到着。ノートに名前を書いて、船が出るのを待つ。他の乗客が集まって、最低人数に達すれば船が出るのだが、待てども人は集まらない。カウンターの前に
は僕らしかいない。そんな状態が40分ほど続くと、ようやく中華系の団体がやってきて船が動くことになった。ボート代15Rm、港使用料1Rm、島への上陸料(公園使用料)10Rm、全部
で750円ほどだ。以降、どの島へ行くのも金額は同じ。

 いっしょにボートに乗る者同士で、帰りの時間を決めるのだが、先に言ったもの勝ちだ。大声で帰りたい時間を言うと、すぐに決まる。何処の国でも声の大きい人間はトクをする。

 ボートは、ボートというだけあって、よく揺れる。波もかかる。しかし、それが温かく、温泉みたいだ。きっと、船が沈んでもそう簡単には死なないですみそうだ。しかも、全員、救命胴衣を着
用している。船に乗る前に渡されるのだ。

  
  
 島の桟橋から海を覗くと、ナルホド、水が透き通っていて、魚がたくさんいる。見える魚は釣れないものだというのを思い出す。会社で働いていた頃には週末に上司とよく釣りに行ったの
だ。
 この島は設備が整っていて、とても良いところだ。4人まで泊まれる素敵なシャレー(小屋)が200Rm、6千円ほど。レストランも併設されていて、1品300円ほどなので他のバカ高いリゾ
ート施設よりも絶対お勧めだ。ちなみに僕らはコタキナバルからの通いばかりです。

 島では何をするかって、シュノーケリングが一番。山ばかり登っていないで、こういうのもなかなか良いものだ。
 珊瑚があれば、まず探すのは「ニモ」や「ドリー」。ドリーたくさんいるが、ニモはなかなか見つからない。イソギンチャクがないのだ。しかし、よく見ると、所々にイソギンチャクがあって、ニモ
のパパ、ママがいる。じっと見ていると、パパが警戒してか、顔の当たりに向かって突進してくる。魚と目が合うのは初めてだが・・・コワイ。
 


 サピ島

 地球の歩き方をはじめ、どのガイドブックにもこの島が最もきれいだと書いてあるが、あまりきれいでない。珊瑚礁が近いと書いてあるが、近くない。人があまりにも多い。きっと、世界中の
マレーシアガイドブックにはこの島が最もきれいだと書いてあるからだろう。しかし、それでも日本のビーチ(もどき)とは比べるべくもないが・・・。
 
 このサピ島は、カニクイザルと大トカゲが有名らしい。ビーチについてすぐには猿もトカゲもいなかったが、しばらくすると、サルが来た。ゴミ箱を漁りにきたのだ。人の子供が悪いことをして
いると注意したくなる僕は、サルにも同じ思いを持ち、近づいていった。「オイ、サルは山へ帰れ!」と言おうとした瞬間、逆ギレしたサルが、歯をむき出して手を広げて威嚇してきた。「はぁ
〜。サルも人と同じか」と、嘆く間もなく、僕は一目散に逃げることになった。サルはコワイ。

 さて、それからしばらくすると、奥の方で人だかりが出来た。近づくと、大トカゲだ。体長1メートルはある。恐竜は見たことがないが、恐竜のようだ。隣で見ていた、いかにもイスラム教の女
性が一言。
 「コモド」
 じゃあ、「コモドオオトカゲ」は、「オオトカゲオオトカゲ」か?と考えている間に、森からトカゲ軍団が下りてきてた。デジカメを忘れてきたのが悔やまれる。「コモド」はサルほどワガママでは
ないので、近づいてカメラを向ければその厳めしさを崩すことなく、僕らに応じてくれるだろう。
 

 マムティク島

 間違いなく、この島がベストだ。水がきれい。魚も豊富。設備もある。人が少ない。午後には僕らしかいなくなったぐらいだ。
 各島では町で水と弁当を調達していくのが最も安上がりだ。何処にでもある大衆食堂に行けば、弁当にしてくれる。お勧めは焼きそばみたいなのを買って、パンを持っていけば、焼きそば
パンと焼きそば二つが味わえる。同様に、スナック菓子も数種類揃えておけば、何種類かのスナックサンドが楽しめる。マムティク島は、何を持っていっても美味しく感じるほど素敵なところ
だ。 

  
 
 <おまけ>コタキナバルの街角

 コタキナバルは地方都市なので、主要な場所には歩いていける。主要な場所とは日曜市だったり、フィリピノマーケットだったり、各離島へ渡るための港を指す。
 朝夕のメインストリートは渋滞するので、横断歩道の少ない道路を渡るのは日本人にとって厳しいが、それもすぐに慣れてくる。地元民は、どこにでもある中央分離帯を、とりあえず片方だ
けから来る車に注意しながら渡って、また反対の車を見つつ適当なところで渡るのだ。
 食事はマレー料理や中華の食堂で。二人で千円分も食べるのならかなりの量。大食いの久野が居たって大体600円か700円で済んでいる。イスラム系が多いのでアルコールと豚肉は
置いていないところも多いから、ビールは売店で買ってホテルで飲んだりするがイスラムといってもそう厳格ではないらしくアルコールを仕入れるのに許可などは要らない。どこでも買える(3
50M缶150円くらいで高いけど)。
 食堂や屋台ではマレー風の焼き鳥や手羽先が売っていて(1本30円)、これを持ち帰って飲むのもGoodです。
 
 ホテルはエアコン完備でないと蒸し暑くって寝られないが、よっぽどの安宿でない限りは付いている。私達の最初入ったロッジは安宿でもエアコン付きの部屋だったが、繁華街の中心部
で何せ騒々しく、久野は兎も角も私は耳栓なしでは眠れないほどで2泊して他の宿を探し、同料金(Wで2,100円)で朝食は無くなったがTV付きの部屋に移った。
 マレー系から中国系経営のホテルに替わったのだが、中国系のほうが仕事熱心なのか、最初と違ってこちらはベッドメイクにも毎日来てくれるようだ。

 朝食は下の何件かある食堂で美味しいアジア麺?各種が食べられる。(1杯100〜120円)。適当に具と麺を指して頼むと吉○家の
牛丼並みの早さで出てくる。この他離島での宿泊も可能だが外国人向けでやや高価、短期で行くなら静かで雰囲気も良くバカ高いけ
でもないので泊まってみる価値はあるだろう。

 衛生面。これは最も気になるところだが、勿論水は(日本とシャモニ以外では)ミネラルを買って飲む。屋台は怖い?イーエちっとも。だってネパールでもペルーでも何処へ行ってもまず真っ
先に腹を下す私が何ともないのです(かつて某ツアーのリーダーとして行ったトレッキングでは、先頭切ってヒットし泣きを見た。お客様の方は同じ食事なのに当たってはいない?)。
 これは以前、私かとうがシンガポールからマレー、タイを経てラオスを廻った経験から東南アジア(ネパールは除く!)のご飯は美味しくてかつ安全と思うからです。

 



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山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪
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