八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っています。国際山岳ガイド連盟・日本山岳
ガイド協会所属

 八ヶ岳 赤岳主稜とアイスクライミング講習 山岳ガイド ミキヤツ登山教室    
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1日目:小淵沢集合〜美濃戸〜赤岳鉱泉 到着後 アイスクライミングとロープワーク講習    
2日目:赤岳鉱泉〜赤岳主稜〜赤岳鉱泉〜美濃戸〜小淵沢  
内容 

 
 赤岳西壁は、一般道である文三郎道を登ると常に左に見えている壁です。 
 赤岳の西壁には一般的には4本のルートがあります。
 そのうち主稜はほぼ頂上に抜けることが出来るルートで、満足度の高いルートです。
 バリエーションルートとしては、技術的にも特に高いものを要求されることはなく、夏の岩登り経験があれば十分楽しむことができます。




 この壁は季節風を直接うけるので、技術的には大したことはなくとも、その寒さ、コンディションは厳しいものがあります。
 逆に言えば、技術的に難しくないところで、バリエーションルートを楽しむには最高のルートです。
 実際、晴れている時には紺碧の空に向かって登っていくのはとても気持ち良いですし、風の強い時に登れば冬季登攀をしている自分をよく知ることになるでしょう。




 ルートは岩壁登りというよりも、岩稜登りの要素が強く、岩、雪、氷とのミックスと変化に富んでいます。
 ポイントは一ピッチ目の登攀です。ここの少し難しい岩登りをこなせばきっと頂上までは一気に進むことでしょう。
 登っている間は必死になるとは思いますが、その分頂上では必ず笑いがこみ上げることと思います。
 頂上で、あるいは下山して壁を見上げて喜びをかみしめて下さい。



 1日目はアイスクライミングとロープワーク講習です。
 アイスクライミングは動きが特殊に見えますが、前爪とアックスを積極的に使うため、雪山では身につけておいた方がよい技術です。
 見た目ほど難しくはないので練習してみましょう。
 場所はシーズン、コンディションによりますが、裏同心ルンゼ、峰の松目沢、赤岳鉱泉人工アイス、ジョーゴ沢を予定しています。

 道具もお貸しできますので、思い切って参加してみてください。
 
 雪山経験があることが参加条件ですが、私たちが求める雪山技術に足りていない場合は、お断りすることがあることもご了承ください。
 ※私たちの赤岳のコースに参加している方は問題ありません。
 ※ほかのガイド、ツアー等で登ってこられた方は、ご相談ください。

費用・集合
費用:お一人5万5千円 +宿泊費+ガイド経費(宿泊費・交通費の頭割り分4千円ほど) 
 ※経費につきましては赤岳鉱泉の宿泊料によって変動することをご了承ください。

定員:2名(ガイド1名に対し) 
 ※1日目の講習はガイド1名に対し参加者4名で行うことがります。2日目の登攀はガイド1名に対し参加者2名です。

宿泊:赤岳鉱泉(宿泊予約はこちらで行います) 個室利用です。

集合・時間 小淵沢駅:9:00 美濃戸口9:30 都合が悪い時はご相談ください。
※可能な限り、調整を行いますが無理な場合はご容赦ください。

装備 ○・・・必ず必要 △・・・あれば便利

◎冬山用登山靴 
 ※冬季用、もしくはオールシーズン用。革で防水性があってもスリーシーズン用は不可です。
 ※新しく購入される方は、冬季の3000b(2重靴でない方が良いです)で使用できるモノをオススメします。
 ※ワンタッチアイゼンを付けられる、前後にコバのある冬季用の靴がオススメです。
○上下の冬用ヤッケ(ゴアの雨具も可ですが、できる限り冬山用ジャケットが良いです。)
◎冬用の化繊もしくはウールの下着上下(タイツ)
○ウールのシャツもしくは薄手のフリース(中間着として)
○ウールのズボンもしくは薄手のフリースのズボン
○フリースかセーター(防寒用)
○ウールか化繊の靴下×2
○オーバーグローブ
○予備のグローブ(メインのグローブと同等程度が望ましいです)
○フリースか毛の手袋
○ロングスパッツ(オーバーパンツにインナースパッツが付いていても必ず必要)
○目出帽 (帽子とネックウォーマーとの組み合わせは不可)
○サングラス(眩しい時に使用しますが、ゴーグルでは不可です)
○ゴーグル(スキー用でも構いません。)
○ヘッドランプ(手で持つタイプは不可です)

○アイゼン(12本爪以上) (レンタル可能ですが、靴によっては付かないので事前にご連絡ください。) 
 ※靴のサイズが小さく10本爪アイゼンしか使えない方はそのままで大丈夫です。 
○ピッケル (レンタルあり)
○ハーネス (レンタルあり)
〇ヘルメット (レンタルあり)
〇安全環付カラビナ1個と120pスリング1本(セルフビレイを取るためなので他の装備でも構いません)
〇ATC等の確保器と安全環付きカラビナのセット


○行動食(行動中にも気軽に口に運べるもの)
○水筒(テルモス)
△薬品類

△ストック
△薄手の手袋
△耳当て(バンド状のもの目出帽だと暑いとき)
△お酒?(飲み過ぎないようにしてください)
○健康保険証のコピー




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山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪山教室、クライミング教室を行って
います