大台ケ原というと深い森をイメージしますが、実際には幾つもの大きな岩壁があり、千石ー(せんごくぐら)もその一つ。
高度差は280メートル、幾つものルートがありますが、このサマーコレクションはスッキリとしたフリークライミングが楽しめる人気ルート。
グレードは5.10cが最高ですが、多くは5.9〜5.10a程度なので、5.10台が登れれば十分楽しむことができます。
アプローチも駐車場から1時間程度下降して取り付き、登攀後の下山もほぼ水平道。
しかし踏み跡が不明瞭で不整地を歩くため、登攀よりも取り付きまでの下降の方が核心となるかもしれません。
いずれにせよ、日本でも珍しい大きな壁でのフリークライミングとなるので遠方からも旅をする気持で是非おこしください。
アプローチは急傾斜の下降になれていれば45分。普通であれば1時間程度。
グレードは5.10が登れれば、9ピッチ280メートルのルートを充分楽しめます。
ブッシュの多い場所もありますが、基本的には殆んどそれを気にすることなく登れます。
このルートのハイライト。
後ろから撮っているため、オーバーハングしているように見えますが、実際には垂壁のトラバースで、高度感もあり登っている自分を褒めてあげたくなります。
グレードは5.9となっていますが、5.10aで良いと思います。
上部に行けば、更に快適なピッチとなり、これを登るために来たといえるほど快適で、5.9〜5.10a程度。
しっかりとボルト通しに登った方が充実します。
大台ケ原地域で、この千石ー周辺に入山するためには、登山申請、入山のためにレクチャーを受ける必要があるため前日到着、あるいは早朝到着が必要です。
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