八ヶ岳、小淵沢に住む山岳ガイド、加藤美樹・久野弘龍が、ヨーロッパ・シャモニやドロミテ、国内の雪山、冬山、バックカントリースキー、夏山、登山・クライミング教室、ガイドを行っていま
す。国際山岳ガイド連盟・日本山岳ガイド協会所属 岩登り・クライミング・ボルダリングが上達するために 北岳バットレスや前穂北尾根などのヴァリエーションルート、更にマッターホルンなどの海外登山も、体力さえあれば、誰もが行ける可能性を秘めています! 疲労や恐怖感といったものを除き、集中力の保てる、ゲレンデやジムを併用しましょう。 そういった、いわば練習の場へも、ごくたまに行くのでは記憶が繋がらず、記憶の積み重ねがありません。よって上達もなかなか出来ないということになります。 週一回は登る期間を、一生の中で良いので三カ月作れば、誰でもある程度はうまくなれます。その都度岩まで通わなければならなかった時代と、今は違うからです。 まずはクライミングそのものに慣れ、ある程度登れるようになり、易しい場所なら余裕がでてくれば、初めて、ロープワークなどの次のステップが身に付くものです。 人間は同時進行で多くの事が出来るほど、器用ではないことを覚えておきましょう。 ここで大事なのは、最初の3か月(人によっては2カ月)は、週に一度の「修業」です。 「修行」を地道に継続するのは、容易なことではありません。 だからこそ明確な目標を持って、その「修行」を継続するのは、上達するための重要なキーになります。 ☆最終目標は高く!まずは国内の北岳バットレスなどのヴァリエーションルートを経て、マッターホルンやドライチンネといった、憧れの岩峰へ! これらの山を、憧れで終わらせる必要はありません。 ドライチンネ(この頂にだって登れるかどうかは、アナタ次第!?) シャルドネ<シャモニー・フランス>(ツール氷河の対岸に聳える名峰) 国内の一般登山道ではない、いわゆるヴァリエーションルートの多くは、いわばクラシックルート。登山靴で拓かれた時代のものです。 現在の環境で技術を積み、それらを道具も進化を遂げた時代に、靴で登る必要はありませんから、シューズで登ることにより、大きな困難は伴いません。 むしろ国内の岩場はアプローチが大変長く、重要なのは体力です。もちろん、多少の「修行」は必要ですが。 また比較的標高のあり過ぎないヨーロッパ4000m前後の山であれば、国内で高所順応の出来ない日本人にとっても、長い休暇や順応といった準備に時間を取られにくくなります。 日本人の体力は、欧米人と比較すれば、決して弱い訳ではありません。その登り方やスタイルが違うのです。 欧米人はスタミナがあり、短く時間を区切っての休息を必要とせず、大陸の標高のある山において、当然ながら長時間の連続行動に慣れています。 また現地のガイド側も、雪上や岩場に長時間滞在することは時間の経過とともに、雪ならセラックの崩壊やクレバスに落ちる危険、岩なら落石の危険を増大させることだととらえます。 ですが日本人は、その標高や標高差に慣れておらず、また連続した行動にも慣れてはいません。 ここのところを、現地ガイドが知識としてある程度理解に及んでいれば、また登頂率も変わることは確実なのですが・・・・ 彼らにとっての日本は、東の果てにある島国であり、どういった山があり、どういった登山をするのか?文化的にも神秘的な未知の国なのです。 例えばEU圏内であれば、山の無く土地の低いベルギーやオランダといった国々の人を迎えたとしても、ある程度の知識の共有があります。またEU圏内であれば、お互いの行き来もある ので、ベルギー人がアルプスで登山するのも当たり前の話だったりするのですが、こと日本人、更には日本の登山文化に至れば、彼らにとって謎でしかないのです。 そんな彼らにガイディングを頼むことは、堪能な語学力が、まずは必要となります。日本人の登山様式や、どういった自然、山があるのかを、一から理解してもらう必要があるからです。 また日本人の体力は、これらのことを踏まえたうえで、トレーングや技術を積めば、欧米人に劣るものではありません。 でなければ、私どもの周囲に住むクライマーの彼らが、国際的なな山岳賞である、ピオレドールを受賞しているはずがないからです。 以下、まだ作成中です。
山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高・槍ヶ岳、剣岳、北岳、小川山、瑞牆山など、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登山教室、雪
山教室、クライミング教室を行っています |