大きな大同心の横にあり、横岳の頂上に重なって見える岩峰が小同心。
この小同心の登攀自体も楽しめますが、景色がとても良いのがこのルートの魅力です。
1日目はアイスクライミングを練習します。これで、前爪に立つ感覚を身につけます。
2日目は大同心稜から大同心基部をトラバースし、小同心へ向かいます。
時期によってはラッセルとなりますが、それも良いアクセントになるでしょう。
小同心クラックですが、傾斜がかなり強く、難しく感じるかも知れません。
しかしルートは岩の割れ目、クラック内を登るためにその傾斜を殺すことができ、落ち着いて登れば、そのホールド、スタンスの大きさに気づくはずです。上手くこれらを利用して登りましょう。
小同心自体の登攀は3ピッチですが、そこから横岳頂上までロープを延ばすので充実します。
登攀のゴールは横岳の頂上。
何とかギャラリーのいる時間帯にここに這い上がって、カッコイイ顔をしましょう。
下山は大同心稜、もしくは硫黄岳経由となります。
参加条件
クライミング経験がある事(よく解らない方はご相談ください)
雪山経験があることが参加条件ですが、私たちが求める雪山技術に足りていない場合は、お断りすることがあることもご了承ください。
※私たちの赤岳のコースに参加した経験のある方は問題ありません。
※ほかのガイド、ツアー等で登ってこられた方は、ご相談ください。
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